Suganote

色々なノートアプリを使い、結局Evernoteに戻った理由

March 31, 2018

どのノートアプリを使うかについて、ウェブライフハッカーであれば誰でも一度は悩んだことがあるんじゃないだろうか。 僕自身せっせと日々のログを残すためにノートアプリをかなり活用していて、どのアプリが一番使いやすいか、綺麗に記録できるかなどを様々なノートアプリで実験してきた。 最近ではnotionというオールラウンダーなアプリが出てきていよいよノートアプリ戦争も終わりか…と一人もり上がっていたけど、3ヶ月ほど試した末に結局Evernoteが一番いいなという結論に至ったのでその理由をつらつらと書いてみる。 ちなみにnotionは本当に良いアプリだなぁと思うのでまだ使ったことがない人は是非インストールしてみてください。

目次

  • はじめに

    1. Evernoteの何がいいのか
    2. 関連ノート表示機能がいい
    3. オフライン機能が使いやすい
  • サードパーティーアプリがめちゃ豊富←重要
  • さいごに:ノートアプリにこだわる理由

はじめに

Evernote利用歴は大体4年くらい。 プレミアム会員に登録していて、macとiPhone、iPadで使っています。

Evernoteの何がいいのか

1. 関連ノート表示機能がいい

Evernoteは有料会員になっているとノートの底あたりに「関連ノートと記事」という欄が出てくる。 この機能がノートを見返している時にふと役立つ時がある。
例えばEvernoteに保存したウェブ記事を読み返す時(僕はネットで気になった記事などを全てEvernote webクリッパーかeverclipというアプリを使ってEvernoteへ保存している)、この関連機能が類似の保存した過去記事をレコメンドとして表示してくれる。
これの何がいいのかと言うと、なんとなく今までざっくり読み漁っていたウェブページに関連性を与えてくれることで、これらの知識が自分の頭の中で一つの知識体系として定着するのだ。 僕は毎日TwitterやFacebookなどのSNSを主に毎日大量のメディアに触れている。
それらの情報を単に知識欲のためだけに消費するよりも自分の中の知識として蓄えるためにこのEvernoteの関連機能が役立つと考えている。

2. オフライン機能が使いやすい

Evernoteのアプリにはスマートフォンがネットに繋がっていない状態でも使えるようにオフライン機能が備わっている。
旅先やネット環境が不安定な場所へ行くときに毎日使用するノートブックは常にダウンロードして持ち歩いている。これによっていざ何かメモを取りたい、前に書いたメモに加筆したいとか言うときはこの機能が便利だと思っている。
ちなみに、notionにもオフライン機能があるようなのだが、常にウェブに接続している状態での使用を前提としているアプリのような気がしていて、いまいちオフライン状態では使い勝手が良くなかった。 もしかしたらこの辺は今後のアップデートで改良されていくかもしれない。

3. サードパーティーアプリが豊富

これはEvernoteの最大の強みだと思う。サードパーティーのアプリが他のメモアプリよりもはるかに多く開発されていて、それが純正アプリの弱みを見事に補っているからだ。
例えば有名どころではFastever2というアプリがあり、これは純正アプリの「起動が遅い」という弱点を見事に粉砕している。
もう一つ例を挙げると、EverClip2というバックグラウンドでコピーしたテキストや画像をそのままEvernoteに保存してくれるアプリは、単にコピーしたテキストや画像をそのまま保存するだけではなく、webページを画像やgifを含め綺麗に整形して保存できるという、純正アプリの苦手な「綺麗にwebページを保存できない問題」をも解消してくれた。
上記のようにEvernoteはさまざまな開発者がサードパーティ製アプリを開発しやすいプラットフォームとしてあるおかげで大抵のノートアプリよりも高い利便性を得ることができのだと僕は思っている。

さいごに:ノートアプリにこだわる理由

ここまで書いて他のノートアプリより良い点がわかってくれたら嬉しいのだけど、僕がなぜノートアプリにこだわりを持っているのかを書いて終わりにしたい。
理由はノートアプリは単純に記録をするためだけのものではなく、思考をサポートしてくれるものだと考えているからだ。 例えば今読んでくれている記事も自分の頭の中でかんがえていることを出力している結果のひとつであり、この過程のおかげで以前よりも自分が何を考えているのかをはっきりと理解できる。
この点で、例えばノートを使っている時にフリーズしたとか、書いていたことが消えてしまった、アイデアが思い浮かんだけどアプリを立ち上げている間に忘れてしまった…などの要因がかなり自分の思考を阻害するものだと僕は思っている。 これらをできる限り排除して、なおかつ記録媒体としても優れているのであれば、それはきっと僕自身の第2の脳とも言えるような素晴らしいツールになるんじゃないだろうか。